こぴっと整骨院では下記のような骨折や後遺症の治療を行なっております。私がこれまでに携わった治療を中心に掲載しておりますので治療の参考にしていただけると幸いです。

骨折や後遺症でお悩みでしたらお気軽に「こぴっと整骨院」までご来院(山梨県甲府市山宮町937)頂けると幸いです。

レントゲン・MRI・CTについて

当院は、患者様よりレントゲンもしくはMRIを持ってきてくださる方も多くいらっしゃいます。柔道整復師は骨、筋肉のスペシャリストなので情報量が多いほど治療の効果を出せます。なので、当院はそれらの画像所見も考慮に入れた施術や運動療法を行う為に、より多くの患者様が写真をお持ち下さいます。

レントゲン

MRI

CT

肩周囲の骨折の治療

肩周囲の骨折で一番多いのは鎖骨の骨折だと思います。

症例1(外観写真)

2枚目の写真でも分かるように、骨折により鎖骨のくぼみが腫れにより見えないです。骨折により腕の上げたい下げたりが出来なくなります。日常生活にも支障をきたす為、しっかりとした治療が必要です。

鎖骨骨折は骨折の形によりますが、ほとんどが保存療法になると思います。一部では手術適応の骨折型もありますが、しっかりとした整復と固定により保存療法は可能になります。

肘周辺の骨折の治療

肘の骨折についてやっていきます。肘の骨折は、骨折線が分かりにくいものが多い事から、レントゲンを撮っていても見落とされることがあります。写真を載せていきますが、見えにくい等は御了承ください。

肘頭骨折

骨折の治療

初診時のレントゲンに関節面の連続性が切れている所があります。初診時は分かりにくいですが、経過と共に診えてくる骨折もあります。初診時、肘の捻挫と診断されても後々分かる症例です。

橈骨頚部骨折(とうこつけいぶ)

治療

fad pat sing(ファットパットサイン)があることから、骨折と評価された症例です。これも見落とされることが多くある骨折になります。主に前腕の回旋制限がおこり「スープをスプーンですくえない」などの手を返す動作で痛みが肘にでます。

モンテギア骨折

骨折

モンテギア骨折の一番の注意点は、整復後しっかりと橈骨の亜脱臼が整復されているかが問題です。整復されていない場合、手術による治療になる恐れがある為、重要な所になります。この症例は、綺麗に尺骨骨折と橈骨脱臼が整復されています。

手術適応の骨折

骨折により関節面が破壊され、上腕三頭筋の牽引力で近位骨片と遠位骨片が離れています。保存療法の限界を感じました。このような骨折は手術される方がほとんどだと思います。

手首周囲の骨折の治療

手首の骨折は、主に転倒で手を着いてた際に受傷します。症状は、「手が動かない」「力が入らない」などの症状をきたします。

後遺症に「手が着けない」「うまく動かない」などの症状がでます。整復する事により正しい位置になり、後遺症になるのを防いでくれます。

治療の写真

骨折の治療

骨折の治療

指周辺の骨折の治療

指の骨折は多種多様にあります。今回は範囲を決めて末節骨(指の末端)から中手骨(手の平にある骨)までの骨折を載せたいと思います。また、どこの骨折かにより固定肢位や骨癒合期間も変わる為、幅広い知識と臨床経験を必要とする所でもあります。

末節骨の骨折(マレットフィンガー)について、マレットフィンガーはⅠ~Ⅲに分かれており、Ⅰ型は健の損傷、Ⅱ,Ⅲ型は骨折になります。保存療法での写真になります。

マレットフィンガ―Ⅱ型

指の骨折の治療

整復位も保たれたまま後遺症なく治癒となりました。

手術による症例

他院にて、手術をされた患者様の症例です。術式は石黒法です。左上の写真で手術の跡があります。この患者様は、後遺症に伸展障害があるものの、現在もバレーも出来ているとの事です。石黒法は軽度屈曲位でピンニングする為に伸展障害を起こす可能性もあります。

基節骨骨折

治療

左が整復前、右が整復後になります。しっかりと整復されています。この症例も後遺症なく治癒しました。

骨折により固定期間も固定肢位も違うため、しっかりとした整復と固定がされないと後遺症がをきたす場合もあります。怪我をしたら早めの受診が必要です。

膝周囲の骨折の治療

膝を骨折すると、後遺症に「正座が出来ない」「しゃがむことが出来ない」等の症状がおこります。なので、しっかりとした整復と固定が重要になっていきます。

膝蓋骨骨折

膝のお皿(膝蓋骨)の骨折です。主に直達外力「床に膝をぶつける」などで骨折します。症例に関しては粉砕骨折にあたり手術適応になります。

脛骨高原骨折または脛骨プラトー骨折

靭帯の牽引による骨折です。5,6ヶ月かかりましたが、こちらは正座が出来るまでに回復し、日常生活に支障が無いまでになりました。

足周囲の骨折の治療

足の骨折について見ていきたいと思います。

外観写真

足の怪我「骨折や靭帯損傷」では、関節が腫れる為に内くるぶし、外くるぶし、どちらかが腫れることが多いです。両方に腫れがある場合は、重度靭帯損傷もしくは骨折が疑われます。主に「荷重時の痛み」「歩行時の痛み」を訴えて来院される方がほとんどです。

症例1(腓骨骨折外くるぶし)


この方は、歩行時の強い痛みで来院されました。痛みが強い為に足を床に着くだけで痛いと訴えていました。

症例2(くるぶし以外の骨折)

第5中足骨の骨折で、足外側のアーチを形成する骨になります。踏ん張る時に使用するので、後遺症にならないよう気をつけたい所になります。基本は松葉杖による歩行が望ましいです。

病的骨折の治療

病的骨折とは骨内に腫瘍ができた結果、病的に脆弱部になった所に軽微な外力が加わり骨折を起こすことです(例「机に手を着いて体重をかけたら骨折した。椅子に躓き骨折した」など)。

日常生活において打撲や捻挫ほどの外力であっても骨折してしまう事があります。私自身、骨折の症例は多く経験していますが、保存療法の限界やレントゲンの必要性を強く感じた症例になります。

症例1