こぴっと整骨院では下記のような痛みの治療を行なっております。私がこれまでに携わった治療を中心に掲載しておりますので治療の参考にしていただけると幸いです。

身体の痛みでお悩みでしたらお気軽に「こぴっと整骨院」までご来院(山梨県甲府市山宮町937)頂けると幸いです。

首の痛みの治療

首は大切な所で神経も多く分布しており、主に腕を支配しています。そんな首の3つ病名(変形性頚堆症・頚椎ヘルニア・ストレートネック)について見ていきたいと思います。

変形性頚堆症

「へんけいせいけいついしょう」と言います。字の通り首の骨、頚椎が年齢と共に変形をきたす症状の事を言います。年齢が高い患者様に多く認められ、少しでもレントゲンで変形があればこの病名になる事が多いです。言われた患者様も多いとおもいます。治療法は、神経症状(主に手の痺れダルさ等)が認める患者様には首の牽引を治療または手技による治療を行います。その他、固定療法なども有効です。

治療をしないと、手の痺れにより「コップを落とす」「物が掴みにくい」などの症状がでる患者様も多くいらっしゃいます。早めの治療をお願いします。

頚椎ヘルニア

首にある骨と骨の間にあるクッションの役割をする「椎間板の損傷」により、首に痛みがでるのが頚椎ヘルニアです。首に負担をかけている患者様に多いです(例「相撲、柔道、ボクシング、スポーツ選手など」)。正確な判断はMRIが一番です。レントゲンでは、椎間板は写らないので、椎体間の隙間により頚椎ヘルニアを疑う事は可能ですが、正確な判断はMRIだと必要になります。

ストレートネック

病名と言われると違うかもしれませんが、悩んでいる患者様が多くいらっしゃいます。ストレートネックはレントゲンをみた時、首のカーブがない状態を言います。

なりやすい方は、猫背、DW、ゲームなど下を向いて作業を行っている方に多く見受けられます。本来、頚椎は生理的に前方に緩やかなカーブを描いています。それがストレートなので、首や肩に負担がかかり、肩こりや首の痛みに繋がっていきます。

治療法は、姿勢の改善や肩周りの筋肉の衰えも原因になる為、施術や予防の体操等も同時に行っていく事が効果的です。その他、肩こりによる頭痛がある方もいらっしゃいます。

肩の痛みの治療

肩周囲の病名は多くある為、今回は代表的な病名の3つ(五十肩・肩峰下滑液包炎・頚椎症)を紹介したいと思います。

五十肩(別名 凍結肩)

「肩が痛い」と言うと五十肩と言われますが、これは病名ではありません。肩が痛い=五十肩と診断する為に総称になります。

専門的に、五十肩(凍結肩)は可動域制限が3つ以上あるをもをそのように呼びます。それ以外のものは、別の病名になります。可動域制限がなくて肩が痛ければ別の病名だと考えた方がいいと思います。

主な症状は、「肩が動かない」「動かすと痛い」などの症状があります。

治療法は、手技や運動療法が主体で手術をする方はあまりいないです。運動療法では肩が上がらない事から挙げる様に努力する患者様もいますが、ある程度の肩関節外旋可動域を獲得してなければ肩は上がってこないです。

この症状は長いと半年以上治療が必要なこともあります。早期の発見では、数ヶ月で治癒する事も考えられます。適切な治療や運動療法により治癒を早める事が出来ます。

肩峰下滑液包炎(けんぽうかかつえきほうえん)

肩峰(肩甲骨の一部の名前)と上腕骨(腕の骨)の間にクッションの役割をする肩峰下滑液胞があります。その肩峰下滑液胞を肩峰と上腕骨で挟んで炎症がおきた時を肩峰下滑液胞炎といいます。

原因は、腕の使いすぎ「例、大工、料理人、野球、水泳」など、その他、アライメント不良や肩甲上腕リズムの乱れなどがあります。肩甲上腕リズムについては、文章では説明しにくいので省略させて頂きます。治療により改善は可能です。

頚椎症(けいついしょう)

名前に頚(くび、けい)があるように頚の病名です。「なぜ、首?」と思われる方もいると思いますが、意外に首からの神経症状で肩周りが痛い方が多いです。

患者様からは「肩周りが重い、痺れがある」痛みより違和感を強く訴えます。患者様は、肩周りの事を話しますが原因が首にある方もいらっしゃいます。治療をしないと症状が長引く事が多いです。

肘の痛みの治療

肘の痛みで代表的なものは「テニス肘」だと思います。正式名所は「外側上顆炎」「内側上顆炎」といい筋肉の付着部で炎症を起こしている状態です。固定やサポーターにより、痛みの軽減に繋がりますが、治療をしないと痛みが長引きます。

テニス肘は、テニスをしている人にしか起こる症状ではなく、一般の方、とくに手首を使うお仕事をしている人に多いです(例「DW、大工」などに多く見られます)。

治療は痛みを早く取りたい方は、固定やサポーターによる治療が良いと思います。その他、ストレッチや手技による施術も可能です。

手首の痛みの治療

手首の痛みで困っている患者様は数多くいらっしゃいます。手首の使いすぎや間違った使い方により痛めるなど原因は多種多様です。その中でも世界的に有名な病名がスマートフォン・サムです。初めて聞いた方もいらっしゃると思いますが、現代病で一番多いと思います。

スマートフォン・サム。スマートフォンは、そのままケータイをさします。サムは英語で親指をさします。今、世界で手首が痛い人が増えているのはご存知ですか?

若い世代で、スマートフォンの普及により、親指を使いすぎる事により、手首に痛みがきている患者様が多いです。痛みを我慢して放置しとくと「コップが握れない」「洗濯物が出せない」「食器を洗う時に痛い」など日常生活に支障をきたす恐れがあります。

指の痛みの治療

指が痛い方で、「リウマチですか?」と言われる患者様がいらっしゃいますが、大概はへバーデン結節やプシャール結節が多いです。患者様自身がどの様なものが関節リウマチなのか見分けるのが難しいからだと思います。今回は関節リウマチとへバーデン結節の違いをのせようと思います。

専門的な評価は、整形外科への受診をお願いします。血液検査等をしてくださいます。あくまで関節リウマチとへバーデン結節の違いを載せます。

関節リウマチ

関節全体の破壊を伴う関節リウマチは手関節や足関節に及びます。専門的評価は、整形外科への受診が必須です。

へバーデン結節

へバーデン結節は、指の第一関節に主な症状がでます。広範囲に及ぶものは拝見したことがありません。こちらに関しては、当院での施術も可能です。

ばね指

指を曲げ伸ばしした際に「クリック音」または「引っかかり」を感じましたら、ばね指の可能性があります。よく指を使う仕事「美容師、トリマー、技術職」の方に多いです。主に保存療法で治療が可能です。

腰の痛みの治療

腰痛は多いですね。テレビでもよく取り上げられていて、色々な運動療法や治療法があります。今回は腰痛で日常診療でよく診るものを取り上げていこうと思います。最初に腰痛は病名ではありませんので、今回は5つ症病名をあげていきます。

筋筋膜性腰痛症(きんきんまくせいようついしょう)

腰にある筋肉の膜が損傷した時にこの病名になります。筋膜とは、筋肉の周りは薄い膜で被われています。その筋膜が何らかの外力により連続性が一部損傷した事により痛みがきます。症状は靴下がはけない前屈ができない等がみられます。

腰椎椎間関節症(ようついついかんかんせつしょう)

腰にある関節が炎症を起こした場合にこの病名になります。腰にある関節同士がぶつかり合い炎症をおこします。症状は、「椅子から立つ時に痛い」「動き初めに痛い」「腰が痛く上向きで寝れない」などの症状がでます。治療法は筋肉の緊張を取り除く事とストレッチが有効です。関節同士のぶつかり合いを防ぐ事が出来ます。

腰椎椎間板ヘルニア

症状は、「腰の痛みと」「足の痺れ」痺れている範により、どこの神経が障害されているか大体の判断がつきます。その他、反射やMMT(徒手筋力テスト)にて何番の神経が障害を受けているか分かってきます。治療法は、手技による施術や腰の牽引により神経の通りをよくします。痛みが強い患者様では、体幹ギプスによる固定(取外し可能)を作成します。

脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)

年齢が高い患者様によく診られるのが、この脊柱管狭窄症です。漢字から脊柱の中にある、脊髄の通り道が狭くなる症状です。代表的な症状で間欠性跛行(①歩く→②足の痺れ→③休んで→①歩く)治療をしないと①~③の繰り返しです。手術される方も多いですが、保存療法でも治療は可能です。ただし、保存療法では数ヶ月の治療になります。急いで治したいしたい方は手術をお勧めします。

腰椎すべり症

腰の骨、腰椎の位置関係が腹部側にずれてしまいます。言葉での説明では限界があると思いますので、レントゲンを診ていただくと分かりやすいと思います。患者様もよくレントゲンをもって来院される方が多いです。治療法は色々ありますが、原因は体重の増加があります。特に腹部の脂肪を減らす事は重要です。

腰椎分離症の治療

スポーツをしている少年に多いのが腰椎分離症です。スポーツの過度の練習量により、疲労性の骨折をおこします。10代前後で腰が痛くて授業が聞けない等の症状があれば疑う必要はあります。正確な評価ではMRIが一番だと思っています。レントゲンでは初期の腰椎分離症が分からな事が多いです。

股関節の痛みの治療

股関節に痛みを訴える方が多くいらっしゃいます。股関節は荷重がかかる関節の為、歩行や階段の昇降時に傷みを訴える方が多いです。原因は多種にわたりますが、多くは場合は体重の増加が原因になります。その中でも多いと思われる病名を上げていきたいと思います。

変形性股関節症

股関節に変形がみられる症状です。主な原因は、年齢、股関節周りの筋力低下、体重の増加等が考えられます。よく病院やクリニックなどで言われる事が多い病名になります。

「体重を減らして下さい」と言われることが多いです。治療法は、手技、筋力強化、アライメント調整などで痛みの改善がみられます。治療が遅くなると、「椅子から立つ時に痛い」などの症状がでる為、早めの受診をお願いします。

グローインペイン症候群

サッカー選手に多いのが、このグローインペインです。またの名を鼠径部痛症候群と言います。原因の特定が難しく手術をしても良い成績が残せていないです。当時読んでいた文献では、アメリカの研究が一番最先端をいっていたと思います。

もちろん、サッカー選手以外にもなる方はいらっしゃいます。治療法は、手技、アライメントの調整、使い方の改善、色々とあります。初期症状は、股関節の奥に和感等を訴える患者様が多く。原因の特定が難しいです。治療せずに放置しておくと日常生活に支障をきたす恐れがある為、早めの受診をお勧めします。

膝の痛みの治療

日常生活に支障をきたしている患者様は数多くいらっしゃいます。その中でも現代社会では、後期高齢化社会も進み変形性膝関節症の患者様が多いと感じています。

変形性膝関節症は、年齢と共に膝の軟骨がすり減り膝が変形していく症状です。治療法は、「体重を減らしてください。」と先生に言われた患者様も多いと思います。正しい事ですが、膝が痛いと動けない為に運動が出来ない患者様は数多くいらっしゃいます。

その様な患者様に対して当院は、治療はもちろん専門的な運動療法を提案する事ができます。それにより、痛みの少ない使い方や本来の使い方を運動療法から学んで頂けるようになっています。ぜひ、痛みの少ない使い方を学んで頂ければ幸いです。

足首・踵の痛みの治療

足、踵の痛みも患者様によって多種多様で、病名は10以上あります。

足、踵の痛みの種類

踵骨棘(骨棘)、ハグルンド病(hagulund病)、踵骨骨端症(セーバー病、シーバー病)、アキレス皮下包炎、アキレス腱下包炎、脂肪パット障害、足底筋膜炎、距踵(きょしょう)関節の痛み、足根洞症候群、足根管症候群、その他

どうでしょうか?足、踵周囲の痛みだけで色々な病名が出てきました。全部がレントゲンを撮ってシップを貼ればよくなる分けではありません。10種類すべて治療法が違います。足でも痛い場所が、少しずつ違うと症状も違えば治療法も違います。

治療法は、適切な症状の把握とそれに伴った個々の治療になります。手技、アイシング、運動療法、テーピング、固定、症状にあった治療を行います。